レース展望

第44回日本モーターボート選手会会長賞
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毒島、茅原らトップ戦線の顔が集結!
 そうそうたるメンバーが集結する超豪華な短期決戦シリーズ。3月当地GⅠ周年を制した毒島に新勝率トップの茅原、そして馬場も僅差で迫る。地元の長田には遠征陣撃破の期待が。
 4日間の短期決戦に戸田SGグランドチャンピオンを控える豪華な面々が顔をそろえる。
昨年のSGグランプリ覇者・毒島誠(群馬)は今年も快調で、3月には尼崎、平和島両GⅠ周年を抜群の安定感で連続制覇。まだしばらくは最強レベルの走りが見られそうだ。
 その毒島が制した3月当地GⅠ周年で準Vの茅原悠紀(岡山)は新勝率8.88で全国トップと、こちらも出色の充実ぶり。馬場貴也(滋賀)は3月若松SGボートレースクラシックで優出と好リズム。艇界屈指のスピードターンでV戦線を賑わす。2月戸田GⅠ関東地区選手権を制した土屋智則(群馬)にとって当地はSG初制覇のインパクトを残した水面、再び輝きを見せる。
 “走る選手代表”瓜生正義(福岡)は5月芦屋ゴールデンウィーク戦を制し好調。松井繁(大阪)も的確なさばきで上位に迫る。深谷知博(静岡)は4月津、福岡の両GⅠ周年で共に準優勝戦3着とリズム上げてきた。関浩哉(群馬)は今年に入ってGⅠ3優出と好ムードで上位陣にも脅威。寺田祥(山口)は3月徳山GⅡモーターボート大賞の優勝1枠でのV逸後は少しペースダウンも奮起あるか。
 地元勢では当地正月戦Vの長田頼宗(東京)が気合の走りで強力遠征陣を迎え撃つ。

山口 晃朋

静岡/5269

初Vを果たし自信をつける!

 昨秋の大村では、地元の先輩・服部幸男から引き継いだモーターで、初日から日またぎ連勝発進と勢いに乗り、外枠でもしっかり着をまとめて予選を突破。さらに準優勝戦では3コースから豪快にまくって初優出を決めた。優勝戦は前付け艇もあって4コースカドになったものの1マークは冷静にまくり差しを敢行。フライング艇があったので決まり手は「恵まれ」にはなったが、2マークも冷静に旋回し後続を振り切って、デビュー初優勝を飾った。養成所に入る前からトレーニングのために月に数回は地元静岡から京都に通うほどの努力家。後期審査期間は初優出含む3優出で勝率も5点を超えた。次なる目標はA級昇格だ。
■全国近況2節成績
:準優勝戦 :優勝戦
2025/05 芦屋 634655落13
2025/05 浜名湖 342136542
■平和島前回成績
2025/02 6621365341