平和島名物「A1級vs東京支部」
8回目を迎える「A1級vs東京支部」。A1級は安定感トップクラスの白井や、江口、渡邊、柴田らが力の差を見せる。東京支部の堀越、仲はビッグネーム撃破へ。
今大会で8回目を迎える当地名物レースの「A1級vs東京支部」。参戦する遠征勢8人は全員がA1級、東京支部は全員がB級というメンバー構成だ。過去8大会はA級が優勝5回、前回は強い向い風が吹いて周回短縮の厳しい水面の中、尾上雅也がインから堂々押し切ってみせた。4日間の短期決戦は級別がそのまま成績に表れることが多いが、2020年には地元の西舘健が優勝したこともあり、最終レースまで何が起こるか分からない。
A1級はラインナップが豪華。その中でも、ひときわ強い存在感を示すのが白井英治(山口)だ。安定感はボートレース界トップクラスで、道中のさばきは桁違い。一般戦のB級相手なら力の差をまざまざと見せつける。
期始めにしたフライングの影響も全くなく12月の戸田で優勝した江口晃生(群馬)も、格上の存在感を示す。
柴田光(群馬)、渡邊雄一郎(大阪)、井本昌也(山口)、佐藤大介(愛知)、池田雄祐(愛知)、泥谷一毅(大阪)も確実に上位進出を外さない。
東京支部は当地2025年フレッシュルーキーを務める堀越雄貴(東京)と仲航太(東京)が、地元でビックネーム相手に臆せず戦う姿に期待が集まる。庄司樹良々(東京)は正月戦の選抜戦で、インの濱野谷憲吾を3コースから豪快にまくって破り、波乱を呼び込んだ。