レース展望

出場予定選手
一般
第25回日本財団会長杯
5/ 12木 13金 14土 15日 16月

中野が地元で勇姿を見せる

中野が地元で主役の座は譲れない。決定力のある上田、西村の大阪勢も脅威で、鈴木、重野、君島の当地巧者も好勝負必至だ。女子レーサーの渡邉優も水面を沸かせてくれそう。

 中野次郎(東京)は当地で2016年3月のSGボートレースクラシック優出、G1で2Vを含む4Vと好成績を残し、当地通算勝率7.10は今節でトップの数字だ。今年は2月桐生関東地区選手権の優勝戦1号艇で痛いフライングもあったが、3月の大村SGボートレースクラシックでは予選突破を果たし状態に心配はない。調整力、スタート、ターンと技術をフルに発揮して平和島ファンの期待に応える。
 対抗格には大阪勢を挙げたい。ターンスピード満点の上田龍星(大阪)は今年すでに3Vと絶好調。レース巧者の西村拓也(大阪)は昨年こそ優勝なく終わったが、今年は1月に住之江でVとリズムチェンジに成功している。
 鈴木勝博(愛知)は前回こそ途中帰郷したが、それまでは2Vを含む5節連続優出と当地攻略に自信がうかがえる。重野哲之(静岡)は当地3V、君島秀三(滋賀)は直近5節で4優出と上位進出を外さない。
 若手の前田篤哉(静岡)と竹田和哉(香川)に、ベテランの大澤普司(群馬)も見せ場を作る。
 渡邉優美(福岡)にも注目したい。昨年は女子G1で2優出を果たし、女子トップ級の活躍。混合戦では昨年9月のびわこや、今年3月の芦屋でVとレース内容が頼もしい。
 中野以外の地元勢では、技巧派の荻野裕介(東京)に、攻撃力のある渡邉雄朗(東京)が面白い存在だ。

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