レース展望
- 第71回報知杯争奪第55回東京ダービー
1/4日5月6火7水8木9金
豪華地元メンバーがVを争う!
豪華地元メンバーが覇権を争う伝統の一戦。2025年SG2冠・佐藤の走りに注目だが、地元エース濱野谷も負けられない気概で臨む。さらに長田、大池、永井に宮之原とV候補は目白押し。
濱野谷憲吾
東京/3590
新春恒例、豪華地元メンバーが集結し覇権を争う東京ダービー。
最大の注目は2025年序盤のSG戦線を席巻した佐藤隆太郎だ。前回の東京ダービーを優出して好スタートを切った2025年。2月には戸田GⅠ地区選手権で優出とさらに勢いづいて乗り込んだ若松ボートレースクラシックでSG初優出・初優勝。さらに続く丸亀SGボートレースオールスターでも圧巻の強さでSG連覇の快挙を達成した。下半期はフライングで苦しんだが、2026年もこの大会から真価を発揮へ。とはいえ、地元水面では濱野谷憲吾がまだまだ主役の座は明け渡さない。前期は優勝こそなかったが、4優出で勝率7点超と地力に陰りはない。3年ぶりの当大会V奪取に全力を注ぐ。前回覇者の長田頼宗も有力なV候補の1人だ。当地は一般戦2連続優勝中で大会連覇を含む3連続Vに照準。
11月終了時点で、2025年は16優出V7と安定感抜群の宮之原輝紀は、期が替わっても下関、住之江を優出し絶好調。作間章は、当地お盆シリーズを制しており地元シリーズ夏冬連覇を狙う。前期勝率7.66でキャリアハイを更新の大池佑来、9月多摩川GⅠ周年で優出の永井彪也も勢いあって上位陣にとって脅威だ。山田哲也と内堀学も地力十分で侮れない。杉村賢也はA級に初昇格し、モチベーションは高い。
小原 聡将
東京/5095
待望のデビュー初優勝!
デビュー6年、自身5回目にして江戸川以外では初の優出となった8月丸亀で待望の初優勝を飾った。
レース内容も素晴らしく、初日連勝の好スタートからオール3連対で予選突破。準優勝戦も危なげなくイン速攻で力強く押し切って優出を果たした。今年は6月江戸川でもファイナル1号艇を獲得していたが、1マークでまくられて大敗している。優勝戦はその経験を活かしてインから圧倒してみせた。白いカポックでは3度目の正直で遂に初V達成だ。
新勝率は自身初の6点台で、次はA1級昇格へ。初優勝というひとつの壁を突破した今、さらなる飛躍への期待は大きい。