レース展望
- 第27回日本財団会長杯
3/6木7金8土9日10月
地元の濱野谷が遠征勢を迎え撃つ
5日間の男女混合戦は、東都のエース濱野谷が遠征勢を迎え撃つ。前回優勝戦1号艇で惜しくも準Vの新開は今度こそVへ、初日から気合十分の走りを披露する。
濱野谷憲吾
東京/3590
今節も濱野谷憲吾(東京)が主役の座は譲らない。出走回数不足でA2級だが、当地実績はSG、G1を含む通算22Vと抜群で、その実力は疑いの余地はない。優出を逃した正月戦の分も、ファンの期待に応える圧勝劇に期待したい。
地元勢では、月末にSGボートレースクラシックを控える若林将(東京)にも注目だ。近況リズムは良く、12月桐生では9戦中6勝と強さを見せつけて優勝。スタート力を発揮し先手必勝だ。前沢丈史(東京)、田中豪(東京)、飯山泰(東京)も走り慣れた水面で地元の意地を見せる。
遠征勢も当地で好成績を残している選手が多い。船岡洋一郎(広島)は前期、自身初の勝率7点超に5Vの好成績を残した。今期も11月芦屋で優勝と安定している。2018年の当地GⅠ周年では1号艇で優出しており、的確なさばきで当地初Vを狙う。吉川昭男(滋賀)、桐本康臣(三重)、古賀繁輝(佐賀)も当地V歴あり。中でも吉川は2020年SGボートレースクラシック準Vの得意水面で、コース取りから積極的に攻める。
女子では鎌倉涼(大阪)、清水沙樹(東京)、上田紗奈(大阪)、武井莉里佳(兵庫)らPGⅠスピードクイーン出場組が、スピード満点の攻めでシリーズを盛り上げる。
若林 将
東京/4335
5年ぶりのボートレースクラシック出場だ
早いスリット戦から冷静に展開を突いてくる、スタート巧者と呼ばれる選手の1人だ。昨年は12月桐生で年間6回目の優勝を飾り、2020年当地ボートレースクラシック以来5年ぶり4回目のSG出場を決めた。また、5月江戸川、8月平和島、9月多摩川で優勝し、“同一年での東京3場制覇”を達成。東京支部を代表する選手として、地元ファンの期待に応える走りを見せた。
当地は前回12月戦こそ準優勝戦で転覆に終わったが、GⅠ地区選手権を含む通算15優出5Vの実績がある。支部の大先輩である“東都のエース”濱野谷を破るVで、月末のSGボートレースクラシックへ弾みをつける!