boat race平和島ロゴ

レース展望

DMM.com杯~A1級vs東京支部~
2/27283/12
平和島名物「A1級vs東京支部」
 8回目を迎える「A1級vs東京支部」。A1級は安定感トップクラスの白井や、江口、渡邊、柴田らが力の差を見せる。東京支部の堀越、仲はビッグネーム撃破へ。

白井 英治

山口/3897

 今大会で8回目を迎える当地名物レースの「A1級vs東京支部」。参戦する遠征勢8人は全員がA1級、東京支部は全員がB級というメンバー構成だ。過去8大会はA級が優勝5回、前回は強い向い風が吹いて周回短縮の厳しい水面の中、尾上雅也がインから堂々押し切ってみせた。4日間の短期決戦は級別がそのまま成績に表れることが多いが、2020年には地元の西舘健が優勝したこともあり、最終レースまで何が起こるか分からない。
 A1級はラインナップが豪華。その中でも、ひときわ強い存在感を示すのが白井英治(山口)だ。安定感はボートレース界トップクラスで、道中のさばきは桁違い。一般戦のB級相手なら力の差をまざまざと見せつける。
 期始めにしたフライングの影響も全くなく12月の戸田で優勝した江口晃生(群馬)も、格上の存在感を示す。
 柴田光(群馬)、渡邊雄一郎(大阪)、井本昌也(山口)、佐藤大介(愛知)、池田雄祐(愛知)、泥谷一毅(大阪)も確実に上位進出を外さない。
 東京支部は当地2025年フレッシュルーキーを務める堀越雄貴(東京)と仲航太(東京)が、地元でビックネーム相手に臆せず戦う姿に期待が集まる。庄司樹良々(東京)は正月戦の選抜戦で、インの濱野谷憲吾を3コースから豪快にまくって破り、波乱を呼び込んだ。

仲 航太

東京/5135

平和島では常に熱いレース

 高校生の時に桐生順平に話を聞いたのがキッカケで、選手になりたいと決意し受験3回目で合格。2020年5月にデビューし、31走目で初勝利して順調にいくかと思われたが、事故が多く勝率も上がってこず、苦しい時期が続いた。それでも、2023年当地で初優出を果たし、2024年には当地のフレッシュルーキーに選出。去年は地元を走る機会も一気に増えて、11月戦では6コースから最内を差し、2マーク抜きで嬉しい初優勝を飾った。前回正月戦は予選敗退したが、節間3勝を挙げている。今節も熱いレースを見せる姿に期待したい。
■全国近況2節成績
:準優勝戦 :優勝戦
2025/01 唐津 31335転553
2024/12 江戸川 662転欠
■平和島前回成績
2025/01 46153315321