レース展望
- JESCOカップ・ボートレース平和島劇場開設15周年記念
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深川真二が先手必勝の構え!
4月からの約5カ月で6Vと大暴れの深川は、当地SGで2Vと水面実績でも強烈。徳増はパワー充電して巻き返しへ。地元齊藤はさすがの安定ぶり。
深川 真二
佐賀/3623
実績で大きくリードする2人のSG覇者に注目が集まる。深川真二(佐賀)は4月大村での優勝を皮切りに、9月までの約5カ月で6Vと大暴れ。これまでのSG2 Vも当地で達成と、水面実績でも頭一つ抜けている。
もう1人のSG覇者・徳増秀樹(静岡)はなかなかリズムに乗れなかったが、F休み前の11月尼崎GⅠダイヤモンドカップで優出。休み期間にパワーを充電し、巻き返しに意欲を燃やす。
地元からは齊藤仁(東京)が参戦。7月の大村オーシャンカップで約7年半ぶりのSG優出を果たし、当地でも2024年はGⅠ戦を含む3優出とさすがの安定ぶりだ。
8月の芦屋周年記念で待望のGⅠ初優勝を飾った入海馨(岡山)は、それ以降も活発なレースで活躍中。島田賢人(埼玉)も8月に開催された戸田お盆戦を含む自己ベストの年間4Vとキャリアハイの1年に。岡祐臣(三重)、松尾拓(三重)は各地で1着量産と好調だ。
さらに今シリーズには個性派女子が参戦。前回の当地女子戦は全速攻撃を炸裂させて節間8勝を挙げた海野ゆかり(広島)は、男子相手にも果敢の攻めで沸かせる。大瀧明日香(愛知)、倉持莉々(東京)も上位進出を目指して強気に挑む。
倉持 莉々
東京/4825
実戦勘は問題なし!
2023年5月に芦屋で開催されたボートレースオールスターで女子史上5人目のSG優出を果たし、一躍脚光を浴びた。これからどんなレーサーに成長していくのか、誰しもが楽しみに思った矢先、突然の妊娠発表。その年の尼崎GⅡボートレース甲子園を最後に戦列から離れた。復帰したのは約1年3カ月後の今年10月当地。その節でいきなり節間4勝をマークし、続く蒲郡、復帰3戦目の多摩川で連続優出と、産休前のように水面で躍動している姿はうれしい限り。再び大舞台で活躍する日をファンは待っている。