レース展望
- BOATBoyカップ~ヤングvsベテランバトル~
11/16土17日18月19火20水21木
今年2度目の新旧対決!
一時代を築いた名のある実力者と、今をときめく若手が対決。ベテランは西島をはじめ、三嶌、平田が近年も力を誇示。ヤング中村日向、前田は将来性に太鼓判。
西島 義則
広島/3024
今年2月にも開催された「ヤングvsベテランバトル」。その2月大会はヤングの上田龍星が優勝したが、今大会は果たしてどのような結末を迎えるのか。
ベテランは名のある実力選手が勢ぞろい。そのトップが西島義則(広島)だ。SG7冠をはじめ輝かしい実績を持ち、今年8月には通算3,000勝を達成と、いまだにその存在感は薄れない。
三嶌誠司(香川)も3年目でGⅠ初優勝と早くから才能を見せつけ、後にSG制覇も果たした名手。GⅠ4Vの平田忠則(福岡)は5月以降の勝率が7点台とここに来て上昇中で、川北浩貴(滋賀)、飯島昌弘(埼玉)、角谷健吾(東京)は玄人好みの走りに変わりなし。
対するヤングのリーダー格は中村日向(香川)。20代では数少ないGⅠタイトルホルダーで、この世代をけん引する1人である。近況は壁にぶつかるが、乗り越えればもう一つ強くなれる。
2020年新人王の前田篤哉(愛知)もポテンシャルは高く、通算優勝回数は出場ヤングトップの11V。2022年に当地で初Vを飾った溝口海義也(福岡)は、思い出の水面で通算3度目の優勝を目指す。佐々木翔斗(大阪)、井本昌也(山口)は優勝経験こそないが、一歩ずつ成長中だ。
登玉 隼百
兵庫/5161
兵庫から彗星の如く現れた大器!
目立つ若手選手が少ない兵庫支部に今年、彗星の如く現れたのが登玉隼百だ。2月尼崎でデビュー初優出を果たし、2024年前期適用勝率5.77で7月からA2級初昇格。その7月に江戸川の「ボートレースレディースVSルーキーズ」で、成長の一途を示す初優勝を飾った。しかし、まだ4年目で課題も山ほどある。1つずつクリアしていくことで、いつかは兵庫支部のエースである吉川元浩に認めてもらえる選手になって欲しい。