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レース展望

にっぽん未来プロジェクト競走in平和島
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有力選手ひしめく激戦ムード!
 ネームバリューある選手がそろい、激戦間違いなし。今夏に5度目のGⅠVを飾った石渡をはじめ、大池、今泉ら地元勢が最強の布陣で遠征勢を迎え撃つ。

石渡 鉄兵

東京/3716

 上位陣はネームバリューある選手がそろい、見応えある一戦となった。そんなシリーズをリードするのは石渡鉄兵(東京)だ。6月蒲郡周年で関東地区以外では初のGⅠ優勝を飾り、8月江戸川お盆戦でもVと好調ぶりが目立つ。当地でも主役にふさわしい走りを見せてくれるはずだ。
 石渡のほかにも地元勢は充実メンバーが参戦する。大池佑来(東京)は今春のGⅠとGⅡで優出と最前線でも好内容の走りで、一般戦なら機力に関係なくV圏内を争う。近況は勝率7点台と再上昇中の今泉友吾(東京)は、優勝回数も今年8月までで5Vと自己最多を更新するが、まだまだ伸ばしていけそうな勢いを感じさせる。
 これら地元勢に迫るのが、当地SGで2Vをマークする服部幸男(静岡)だ。スタートを決めて攻めるスタイルは不変で、今年初Vへ猛然と攻めたてる。
 積極的なコース取りなど勝利への執念は衰えない田頭実(福岡)や石川真二(福岡)に加え、堅実なさばきで舟券に貢献する島川光男(広島)、烏野賢太(徳島)もスタンバイ。
 今夏に、江戸川GⅡで準Vと大健闘した井上一輝(大阪)と、決め手強化が明らかな前田聖文(愛知)はV戦線を混戦に持ち込む。

井上 一輝

大阪/4826

深めた自信が、井上をさらに強くする!

 井上一輝が全国で注目を浴びるきっかけとなったのが、2019年8月の住之江お盆シリーズだ。別名「大阪ダービー」と呼ばれ、松井繁や石野貴之など実力者が勢ぞろいする一戦で、勝ち抜くことが難しいということはよくわかるだろう。それを井上はなんと大外から渾身の差しハンドルで突き抜け、優勝をやってのけたのだ。そこからは浮き沈みもあったが2024年後期適用成績は初の7点勝率を残し、5月以降の勝率は8月28日現在6.77と苦手としていた夏を克服し自信を深めたであろう。力強く進化した姿を楽しみに待ちたい。
■全国近況2節成績
:準優勝戦 :優勝戦
2024/08 住之江 22126333416
2024/08 三国 6312211
■平和島前回成績
2021/01 4351253