レース展望
- 第70回報知杯
7/14日 15月 16火 17水 18木 19金
地元の佐藤が快進撃を見せるか!
平本がSG2Vの得意水面で久々のV奪取へ。丸岡は停滞感を打破へ気合入れる。来月にSG初出場が決まった佐藤は地元で躍動する。西村、今井らも順当にV戦線へ。
平本 真之
愛知/4337
当地SG2冠が輝く平本真之(愛知)は、今年の戸田SGボートレースクラシックで準優勝と華のある舞台で変わらず強い。ただ、優勝となると昨年8月の常滑以来と遠ざかっており、得意水面でV奪取を目指す。
同じくSG覇者の肩書を持つ丸岡正典(大阪)も上位レベルを維持するが、一般戦で優出を外すことが増えるなど以前ほどの活躍は見られない。今一度、気合を入れ直してこの停滞感を打破したい。
実績では2人に遠く及ばないが、近況面なら地元の佐藤隆太郎(東京)の方が上。今期適用勝率の7.46は自己最高の成績を残して、期替わり後も若松でVと、この快進撃はしばらく止まりそうにない。さらに多摩川推薦で来月のボートレースメモリアルでSG初出場が決まり、モチベーションもますます上がる。
西村拓也(大阪)はSGやGⅠの出場が続いたこともあり、勝率を落としたが、そこで得られたものは大きい。一般戦では1着率も跳ね上がり、5月大村では10戦5勝と強い内容で今年初Vを飾った。今井貴士(福岡)、吉田一郎(長崎)、川北浩貴(滋賀)、永井源(愛知)、長尾章平(山口)らも順当にV戦線へ加わってくるはずだ。
本多 宏和
愛知/4492
A1級復帰へ上昇モード!
2022年には常滑SGボートレースダービーに出場した本多だが、今年7月から2013年前期以来のB級生活に入る。原因は明確。昨年11月福岡、蒲郡と期始めに2節連続でフライングを切ったためだ。そのペナルティーで今年1月から90日間の長い休みを余儀なくされ、勝率も4.62と急降下。それでも、F2の重しが取れた今期は上昇モード。5月蒲郡では初日、2日目前半をまくり差しで突破し、予選最終日は大外から豪快なまくり勝ち。準優勝戦は2着とし、約1年ぶりの優出を果たした。普通にやれば、半年でのA1級復帰は絶対にできる。