当地では恒例の正月戦「第63回サンケイスポーツ杯争奪・第54回東京ダービー」が4日から開催される。出場メンバーはオール東京支部。優勝者を予想するのが難しいほど、有力選手がひしめいている。その中で優勝候補の1番手に挙がるのが濱野谷憲吾。この1月からA2級に降格となり、現級では格下だが、90日間のF休みによる出走数が足りなかっただけで、実力が落ちたわけではない。地元エースの意地とプライドにかけて、当地23度目のVを獲りにいく。
2024年は一般戦でVラッシュを演じた佐藤隆太郎は、SG戦にも出場し戦歴は大きくアップ。新たな年を迎えてさらなる躍進を目指す。宮之原輝紀もSG初優出を果たすなど改めて高い実力を証明。2024年9月のGⅠ津周年記念の優勝戦フライングによるペナルティーで2025年は一般戦がメインになるが、この期間を無駄にせず、レベルアップにつなげていく。再ブレイクした今泉友吾も、より進化した姿を見せてくれることに期待したい。
三角哲男、長田頼宗、山田哲也、永井彪也、福来剛、福島勇樹ら実力軍団も引き続き、安定した成績を残していくに違いない。