正月恒例の「第69回報知杯争奪・第53回東京ダービー」が1月3日から開催される。出場メンバー全員が地元東京支部で、忖度なしの激しいバトルが見られるだろう。11月の若松周年で2018年当地周年以来となる2度目のGⅠ優勝を飾った長田頼宗(東京)が登場。久しくGⅠで結果を出せていなかっただけに、非常に大きな意味を持つ優勝だった。開幕ダッシュを決め、2024年は選手としてもう一段階レベルを上げる。
昨年大会では準優2着も妨害失格で賞典除外となり優出を逃した中野次郎(東京)は、それが闘志に火をつけるか。大池佑来(東京)も昨年大会では優出4着に終わっただけに今年こそはそれ以上の結果を残したい。梶野学志(東京)は当地里帰り戦全制覇へ、残すは正月戦のみで気合十分だ。
初のA1級をキープした戸塚邦好(東京)は、名前を売り込む絶好の機会だ。立ち直りの気配を見せる福島勇樹(東京)、三浦敬太(東京)や、一瀬明(東京)、今泉友吾(東京)、馬場剛(東京)も上位陣に競りかける。