レース展望
爽快感あふれる華やかな戦い!
女子戦線において存在感が増すばかりの浜田が、これからも挑戦者として目の前のレースに全力。
ベテラン海野も活気ある走り。
地元の廣中は三度目の正直を叶える。
昨年冬に女王初載冠した浜田亜理沙(埼玉)は、今期適用勝率7.52で初の女子ナンバーワン勝率に輝き、今月上旬のPGⅠレディースチャンピオンは選考勝率1位で選出と存在感は増すばかり。女子の上位選手に上り詰めるが、まだ見ぬ境地を追い求めてこれからも挑戦者であり続ける。
これまでの実績では、海野ゆかり(広島)も女子GⅠ2Vと輝かしいもの。ベテランとなった今でも5月大村、6月三国の両女子戦で連続Vと活気ある走りを見せている。
地元の廣中智紗衣(東京)は3月津男女W優勝戦で2年ぶりのVと上げ潮ムード。今大会は過去2優出でVを果たせておらず、ここで三度目の正直を叶えて、波に乗っていきたい。
歴代女王の山川美由紀(香川)、松本晶恵(群馬)も、地力は上位級で疑いなし。ともに一時期に比べれば復調気配を見せている。前期2回のフライングで長期の休みを強いられ降格した高田ひかる(三重)は、鬱憤晴らしの快速まくりを発揮へ。
7月に初のA1級昇格を果たした大豆生田蒼(埼玉)、一発を秘める中川りな(福岡)、山下夏鈴(三重)らも控え、楽しみなシリーズとなりそうだ。