2020年11月平和島でデビューし、ボートレーサー歴4カ月の佐藤ほのか選手に質問に答えていただきました! 
デビュー前、プロの世界にどんなイメージを抱いていましたか?
結果がすべての、厳しい世界なんだろうと思っていました。
デビューしてもうすぐ4カ月、ここまでの選手生活で感じたことは?
プロの世界の厳しさと、自分の考えの甘さです。たった1年訓練しただけでは、先輩たちの足元にも及びませんでした。今の自分には技術はもちろんのこと、プロとしての覚悟も意識も全然足りない。限られた時間の中で成長できるように、考えて挑戦して、一回一回の質を上げていかないと、いつまで経っても変われないなと思っています。
2021年の目標はなんですか?
B1級に上がることです。
新人の今だからこそ、先輩方にアドバイスをいただけるようにまずはやるべきことを一生懸命やり、多くのことを教えていただけるように自分でチャンスを作り出していきます。 そして自分でも考えて、たくさん挑戦して、経験して、吸収できるような一年にしたいです。
いつもどんなレース練習をしていますか? また指導をいただいている先輩などはいますか?
櫻本あゆみさんと中村かなえさんにご指導いただいています。
お二人をはじめ、同期や東京支部の先輩方のレースや6コースから連に絡んでいるレースを見て勉強しています。
また、プロペラ調整に関してもご指導いただいています。
レース前やレース中、メンタル面で意識していることは?
レース前は集中力を高めて、そのレースはだれのために走るのか、その人の顔を思い浮かべます。
レース中は心に余裕を持って視野を広く持つことを意識していますが、まだ自分のことでいっぱいいっぱいになってしまいます。
学生時代、スポーツや習い事など続けてきたことは?
ボートレーサーになるまでは、ずっと野球をやっていました。
中学校までは男子と一緒にやっていて、高校・大学では女子硬式野球部に所属していました。大学のころには、世界大会で優勝しました!
ボートレーサーになろうと思ったきっかけは?
大学生の時、通っていた美容室の美容師さんにボートレーサーという職業を教えていただいて興味を持ちました。
野球をやめてもスポーツがしたいという気持ちやプロ選手への憧れ、何かを突き詰めたい気持ちがあったので挑戦してみようと思いました。
ボートレーサー養成所での思い出エピソードを教えてください!
日曜日は休みのはずなのに、整備やプロペラ調整をしていたことです。
今思えば、息抜きとか全くしていなかったな、と思います(笑)。
何かしていないと不安なのは、養成所のころから変わっていないみたいです。
尊敬するボートレーサーは?
ご指導いただいている櫻本あゆみさんと中村かなえさんです。
お二人の安定した早いスタートや、道中で追い上げるスピードターンは、自分に欠けているけど、一番やりたいことだからです。
ボートレーサーとして大切にしていることは?
人として素晴らしい人間になることです。
なりたいレーサー像はどのようなものですか?
誰かに影響を与えられるレーサーになること。
野球では男子にかなわなかったので、男子に負けないレースができるように、そして女子には誰にも負けないレディースチャンピオンになりたいです!
座右の銘を教えてください
「BIGなおチビ」。
身体は小さくても、結果を残して有名になって、この業界に不可欠な存在になれるくらいBIGになりたいと思っています!
ご自身の長所・短所はなんですか?
長所は愚直なところ、短所は真面目過ぎるところと、不器用でなかなか変化できないところです。
自分を動物に例えると?
ネズミ。走り回って動き回っているわりには、成果が出ないから。
休みの日は何をして過ごしていますか?
以前はよく旅行に行っていましたが、最近は全然行けていないです。
最近ハマっていることは?
リモート飲み会!
同期や学生時代の友人と楽しくやっています!
最近のうれしかったニュースをひとつ教えてください!
JLCの放送でしか見たことなかった選手に指導してもらえたことです!
好きな芸能人はいますか?
V6の岡田准一さんが好きです。小柄なのに強くてカッコイイところに憧れています。
「SP」や「図書館戦争」「ザ・ファブル」のアクションシーンは何度見てもスゴいです!
最近、悩んでいることは?
なかなか成長できなかったり、教わったことをすぐにできなくて先輩方を困らせてしまうことです。
もっと器用に教わったことをすぐ実行できたり、一度できたことが次にするとできなかったということがないようにしたいです。
最後にファンの方たちへ向けてのメッセージをお願いします!
レース内容も結果も、まだ皆さんの期待に応えることができず、申し訳ありません。
自分自身情けないし不甲斐ないなと痛感しています。
時間はかかってしまうと思いますが、必ず強くなってみせます、もう少し待っていてください。