2016年最初のSGであるボートレースクラシックが開幕すると、年末グランプリへ向けての賞金レースも本格化。集結した豪華メンバーは気合が入らないわけがない。
ディフェンディングチャンピオンである桐生順平(埼玉)は、今年2月の関東地区選手権を制して快走モードで突っ走っている。昨年12月に当地61周年を制した松井繁(大阪)も、今年に入って尼崎周年を制して快調ペースを維持。同じく今年1月の唐津周年を優勝した石野貴之(大阪)は、ここ一番での強さと集中力の高さを証明した。この3選手が今年に入ってからの充実度で一歩リードしている。
昨年グランプリでワン・ツーを決めた山崎智也(群馬)と毒島誠(群馬)への期待値は今年も高い。昨年の年間勝率1位&最多勝利の峰竜太(佐賀)に、年間10勝を挙げた笠原亮(静岡)も鋭い技を連発させる。
当地でSG優勝2回を誇る池田浩二(愛知)に、今垣光太郎(福井)、瓜生正義(福岡)、山口剛(広島)、茅原悠紀(岡山)も当地SG制覇の実績があり存在感をアピールするか。田中信一郎(大阪)も当地特別戦の優勝歴こそないが、SG・G1で優出は9回しており水面実績でヒケを取らない。
これら強力遠征陣を迎え撃つのはエース・濱野谷憲吾(東京)だ。当地61周年で魅せた大外まくりや、今年の多摩川正月戦での4カドまくりなど、近況は豪快まくりを連発させており、戦闘モードに入っているのは明らか。「東都のエース」として地元ファンに健在をアピールする絶好のチャンスを掴めるか注目だ。
レースの見どころ
濱野谷が豪快ターンで強力遠征陣を迎え撃つ!
今年早々から好調モードで突っ走る松井・石野・桐生に、群馬コンビの山崎・毒島も快走を魅せる。当地実績が光る池田・今垣・瓜生・山口・茅原に田中も実力は十分。