レース展望

一般
BTSオラレ刈羽開設6周年記念
8/ 30火 31水 1木 2金

須藤が当地連覇に挑む

序盤から激しい主導権争いが予想される短期戦は、立ち回り堅実な須藤を中心視。当地実績の良い鈴木に、スピードのある黒井も勢いづけば突っ走る。小林、作間は地の利を生かして主役の座を狙う。

 優勝争いをリードするのはレース運びに安定感のある須藤博倫(埼玉)だ。5コースVの5月戦はコンスタントにコンマ10前後のスタートを放ち、大時計との呼吸をピタリと合わせていた。優勝戦はその節で最も早いコンマ04の踏み込みから、フライング艇も出る激しいスリット合戦を制している。定評のある調整力とさばきに、今節も的確な仕掛けから当地連続Vを目指す。
 鈴木勝博(愛知)は当地通算5Vと水面攻略に自信がうかがえる。6月戦は予選トップ通過で準優勝戦敗退も、節間7勝と存在感は抜群だった。黒井達矢(埼玉)は4月戸田G1周年の準Vに、尼崎オーシャンカップで7年ぶりにSG出場と以前のレース勘を取り戻している。
 当地で優出多い高野哲史(兵庫)に、当地V歴のある上村純一(群馬)、ハンドル巧みな山崎義明(埼玉)も上位進出を外さない。吉川貴仁(三重)、黒崎竜也(三重)と攻撃派の三重コンビもV戦線をヒートアップさせる。
 水面の走り方を熟知している地元勢も楽しみだ。小林泰(東京)は地元水面で2月戦Vを含めて、直近5節で2Vとギヤが一段アップ。作間章(東京)は2節続けて優勝戦1枠敗退の雪辱に燃える。今年2Vとリズムの良い荒井翔伍(東京)も当地は2V実績だ。

ピックアップレーサー
  • 小澤学
  • 東京/4145

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