レース展望

一般
第67回日刊スポーツ旗
6/ 30木 1金 2土 3日 4月 5火

桐生が文句なしの主役

格上の桐生が他を圧倒して優勝目指す。今泉、山本はホームプールで一矢報いたい。鈴木、廣瀬、君島、木下と当地実績の良いメンバーもズラリとそろい、優勝戦線を盛り上げる。

 シリーズの主役はSG3Vの桐生順平(埼玉)で揺るぎない。1月に戸田G1周年制覇もあった今年は、7優出3Vと良い状態をキープしている。7月から適用される新勝率は8.12と今節の中では断トツの数字だ。当地はG1で2Vと輝かしい実績のある水面。一級品のターンでファンの期待に応える。
 地元勢にも期待がかかる。今泉友吾(東京)は今年の桐生G1関東地区選手権を大外から制し、初のG1タイトルをゲットした。当地は前回GW戦で優勝戦1枠を獲得しながら敗退しただけに、雪辱に燃える一戦となりそうだ。山本英志(東京)は2019年以降に当地を9節走って6優出と安定感がある。山田竜一(東京)、折下寛法(東京)のベテラン勢に、当地フレッシュルーキーの國分将太郎(東京)も楽しみな存在だ。
 当地巧者も見せ場を作る。鈴木勝博(愛知)は2連続優勝歴、廣瀬将亨(兵庫)は前々回に完全Vと当地では好成績を収めている。当地で優出の多い君島秀三(滋賀)に、前回1月戦で当地初Vを決めた木下翔太(大阪)も優勝争いに絡んできそう。5月戦で惜しくも完全Vを逃した後藤正宗(静岡)も、勢いに乗ったら怖い。
 ほかにも、速攻力のある松井洪弥(三重)、小坂宗司(大阪)、松下一也(静岡)が上位進出を図る。

ピックアップレーサー
  • 大月遊雅
  • 東京/5190

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