レース展望

一般
報知新聞創刊150周年記念 第68回報知杯
5/ 21土 22日 23月 24火 25水 26木

吉川が進入から水面を熱くする

最近の当地実績が良い吉川が頭ひとつリードする。岡村、海野、須藤も攻撃力をフル稼働させて優勝争い。金田、谷野も強気に攻め込む。地元は近況好調の加藤に期待が集まる。

 吉川昭男(滋賀)は2020年3月の当地ボートレースクラシックで、自身初めてのSG優出を果たしている。その年の秋に開催されたG3マスターズリーグの優勝戦は、5枠から2コースを奪取して差し切り優勝。前回の1月戦は予選をオール3連対にまとめ優出と、最近の当地水面では活躍が目立っている。今年は年間勝率が7点に迫り、コンスタントに優出と好調をキープしている。今節も己のレーススタイルである積極的なコース取りから活路を切り開く。
 吉川に迫るのは、今年G1で結果を残している岡村仁(大阪)、海野康志郎(山口)、須藤博倫(埼玉)だ。岡村は3月の下関周年、海野は2月の下関中国地区選手権、須藤は4月の宮島周年でそれぞれ優出と状態が良い。スタート、ターンと決め手十分の3者だけに、リズムに乗ればピンラッシュの可能性も大きい。
 当地5優勝を誇る水面巧者の金田諭(埼玉)に、速攻力のある谷野錬志(静岡)も優勝戦を盛り上げる。
 そのほか、金子賢志(群馬)、桐本康臣(三重)、服部達哉(愛知)、北野輝季(愛知)に、女子レーサーの原田佑実(大阪)も上位進出を狙う。
 A1級不在の地元勢は、調子の良い加藤政彦(東京)を筆頭に、山田竜一(東京)、廣瀬真也(東京)が地元の利を生かして一発を狙う。

ピックアップレーサー
  • 加藤政彦
  • 東京/4598

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