新鋭によるスピード競演!
一線級を相手に互角に戦ってきた小池、急成長を遂げた井上の大阪コンビがV戦線をけん引。パワーアップ顕著な濱野や、前田、中村、西岡が大阪コンビを打倒へ。
若手選手によるスピード競演が楽しみな「ルーキーシリーズ」。なかでも注目は小池修平(大阪)、井上忠政(大阪)の大阪コンビだ。昨年の小池は優勝こそなかったが、GⅠで3回の優出があり、一線級を相手にこれだけやれたのは評価できる。磨き上げてきた力、そして経験値の差を見せつけ、Vロードを突き進む。
一方の井上は昨年最も飛躍した選手といっても過言ではない。一般戦で8回優勝し、GⅠ初優出も果たすなど急成長を遂げた。一過性で終わらせることなく、さらなる高みを目指して挑み続ける。
そんな大阪コンビの打倒・1番手となるのは濱野斗馬(香川)だ。昨年は1月鳴門での初優勝からとんとん拍子に5 Vと、確かな手応えを得る1年となった。
前田滉(愛知)も12月浜名湖で自己最多を更新する年間3Vとステップアップ。中村日向(香川)は特筆すべき成績は残せていないが、GⅠ優勝歴があるように潜在能力は一級品だ。
飛び級でA1級に初昇格した西岡顕心(香川)、未来のスター候補生・石本裕武(大阪)も今後の動向から目が離せない。仲航太(東京)はこの水面ではいつも以上の力を出すことができる地元のホープだ。