- 井口佳典
- 三重／4024
井口が必勝態勢を築く
実績断然の井口が力を発揮する。攻撃力抜群の椎名が対抗格も、大山、中村と女子レーサーも楽しみなメンバー構成だ。正木、伊藤将、木谷、服部の実力者も優勝戦線に加わる。
2008年の当地オールスターでSG初制覇を飾り、SG6Vを誇るのが井口佳典(三重)だ。当地前回は、昨夏の一般戦を全3連対で準Vと近年も相性が良い。今年も特別戦で3優出と高いパフォーマンスは変わらない。縦横無尽に水面を駆け回りVへ突き進む。
対抗一番手は、昨年8Vと勝負強い椎名豊(群馬)だ。前回優出の当地は、前々回にVと得意水面。5月の浜名湖で今年初Vを飾り、ここから一気に加速しそうで、ダッシュ乗りの良いスタートから攻撃的な走りで沸かす。
女子勢も魅力十分だ。大山千広(福岡)はF2の休み明けも、4月の戸田G1周年ではトップスタートを連発して節間4勝と、攻めの姿勢を緩めることはない。中村桃佳(香川)は5月の大村混合戦で準Vと、男子相手にも互角に渡り合う。地元で力が入る清水沙樹(東京)に、魚谷香織(福岡)、大豆生田蒼(埼玉)も楽しみだ。
スロー水域を主戦場とする正木聖賢(広島)に、スタート力抜群の伊藤将吉(静岡)、若手有望株の木谷賢太(香川)も優勝争いは必死だ。通算100Vに王手をかける服部幸男(静岡)からも目が離せない。
5月戦でデビュー初Vを飾った戸塚邦好(東京)に、地元でデビュー初Vを狙う後藤隼之(東京)も見せ場を作る。
