Tokyo-Splashメンバーの素顔を解き明かすSPLASH☆TALK。
レーサーとしての一面とプライベートな一面の2本立てでお届けします。
第2回は昨年3つのSGに出場を果たし、輝きを見せる長田頼宗選手!
常に向上心を持って突き進む一方、実は気にしすぎな一面も?!
[取材日:2014年5月12日]
Racer
Private

── Tokyo-SplashのチームYに選ばれた感想は?

選んでいただいて光栄です! ただ、正直なところチームSを狙っていました。だからYの方に選ばれて嬉しいという気持ちとSの方に入るにはまだ実力が足りてないなという悔しい気持ちが半々で、ちょっと複雑ですね。

── これまでの選手生活を振り返っていくと、2008年にB1級から一気にA1級に昇級されています。何か大きな変化があったのでしょうか?

特にないです。2007年後期にA2級からB1級に落ちて、とにかくA級に戻るためにがむしゃらになっていました。ただ落ちて、またちょこっと戻るだけではその繰り返しになるので、それならA1級を目指そうと思って。

── そこからA1級を2期経験したものの、その後は6期連続A2級でしたよね。

2008年に平和島のSGボートレースオールスター(笹川賞)に出させていただいたんですけど、当時は周りの目をすごく気にしていました。実力がある方でもボートレースオールスターって必ず出場できるものではないじゃないですか。だからこそ「やばいなぁ…お客さんに選んでもらっているからにはこれからもっと結果を残さないと」って。今考えれば誰も気にしてないんですよね。でも、その当時の自分は余計なプレッシャーを感じていました。その後フライングを2本切って、行き詰まるとそこから戻ってくるのが難しくて。周りを冷静に見る余裕がなかったです。

── しかし、2013年にはSGの舞台に戻ってきました。
ボートレースメモリアル(MB記念)、チャレンジカップ、グランプリ(賞金王)シリーズを走ってみてどうでしたか?

デビューしてからもう10年経つので、成長したい意味もこめて2013年の始めに優勝回数を増やしてSGに出ることを目標にしました。その気持ちで頑張っていたら2013年後期(2012年11月〜2013年4月)の勝率が7.46と今までで一番良くて、ボートレースメモリアルに選んでもらえたんです。そこからチャレンジカップに出られそうな位置まできて一般、G3で優勝して、やっと自分の力でSGに出場することができました。やっぱり自力で出たチャレンジカップとグランプリシリーズは(ファン投票選出のボートレースオールスターや施行者選出のボートレースメモリアルとは)またちょっと違う感じがありましたね。

── 今の長田選手の強みは何でしょうか。

強みはないですね……(苦笑)。うーん、どこで勝負するかって言われたらターンで勝負するしかないとは思っています。

── では弱みは?

弱みはいっぱいありますよ。メンタルの弱さとペラ調整力。あとは、エンジン出しが最近の課題です。悪いエンジンを引くと立て直すまでに時間がかかっちゃうので。

── 一緒にいて勉強になると感じる選手は誰ですか?

(齊藤)仁さんの人柄、濱野谷(憲吾)さんのレース、村田(修次)さんのペラ調整とかいろいろな方の影響を受けています。自分は仁さんの陸の動きなどを見て吸収してきたので、自分も後輩に手本となる姿を見せてあげたいなって思います。

── 後輩の方から「勉強させてもらっています」って言われませんか?

いや、言われないです。逆に言われたら言われたで照れちゃいます。でも、頑張っている子とか質問してくる子にはなるべくアドバイスしたいので、大池(佑来)や三上(泰教)には自分が記念で教えてもらったことは伝えています。

── ライバルは?

同期の馬場貴也です! あいつからは一番影響を受けていますね。いつも記念に行くとペラやレース、減量など常に情報交換をしています。で、だいたい足合わせをするといつも負けるんですけど……(苦笑)。訓練中からずっと馬場ちゃんを目標にしてやってきたので、今もこれからも勝手にライバルとして競っていきたいと思います!

── 自分の性格を一言で言うと?

欲深いです! できている人を見てああいう風になりたいってよく思うんです。

── それは欲深いというより向上心が強いってことでは?

いや、欲深いですよ。全部をうまくしたいんです。こうやったら向こうは喜ぶんだろうなと思って、勝手にやっちゃう時もあるので優しさを押し付けていると思います。自己中心的なんです。あと、気にしすぎる性格でもあります。でも、良いことも悪いことも長くは続かない! って気持ちを切り替えて過ごしています。

▲長田選手が購入したロードバイク(長田選手のFacebookより)

── 休日の過ごし方は?

今は飯山(泰)さんの影響でロードバイクをやっています。今年の3月くらいにもロードバイクの繋がりで、飯山さん、平石(和男)さん、田中(信一郎)さん、湯川(浩司)さんと高知に行きました。ロードバイクを通じて交友が広がった感じはありますね。

── 以前はゴルフが好きと言っていましたが…。

ゴルフは、最近は休みの間隔が詰まったことや冬は寒いって理由もあって行ってないです。あと、メンバーを集めて日程合せてって大掛かりになるから大変で。その点ロードバイクなら一人で行けるから楽ですね。

── ほかには何をしていますか?

あとは、ほとんど奥さんと過ごしています。レース中は家で待ってもらっているので、家に居られる時は相手させてもらっています(笑)。地方に行っていて関東で地震があると心配になりますし、宿舎に居る時にふと「夜一人だと寂しいのかな?」とか考えたりしますね。なので、休日は奥さんと旅行や買い物に出かけたりすることが多いです。

── 奥さまはどのような方ですか?

おっとりとかのんびりってわけではないんですけど、パパッと動くよりは1つ1つキッチリやっていくしっかり者です。

── 長田選手にとって奥さまはどんな存在ですか?

えーと…居て当たり前のものだと思っています。性格や価値観など自分と合っていると思いますし……ちょっとこれ恥ずかしいです(照)。大事にしていこうと思います。

── Twitterを通じてファンと交流することで感じることは?

皆さんすごく温かいです。なかなかベストな結果が出せない時Twitterに「次に繋げていくぞ!」って気持ちを書くと、応援のリプライをくださる方が多いです。フォローしてくださっている方のコメントが次への活力になりますね。最近はフォローしてくださる方が1,000人を超えたので全員にリプライを返せず、まとめさせていただいていることが多いんですけど、本当は皆さんに返したいです! いつもありがとうございます。
※長田選手のTwitterはコチラ → @osayori

── ファンの方にもらったプレゼントで嬉しかったものは何ですか?

美味しいものやお花など、とにかく頂けるものは何でも嬉しいです。開会式や優勝戦のインタビューの時に何もないと少し寂しいですからね。いや、物が欲しいっていうわけじゃないんですよ! サインを頼まれたり、「写真良いですか?」って言われるだけで本当に嬉しいんです。地元戦の入りの際にいつも来てくださる方とかすごくありがたいなと思いますし、地方に行った時にそこで一人でもファンの方がいてくれると幸せですね。前検で会ったら、レースを観ててくれているかな〜とか考えます。

── そんなに覚えているものなのですか?

はい。開会式で「握手してください」って言っていた人が僕が勝った時にスタンドから手を振ってくれていると「あ〜あの人買ってくれて勝ったんだな。良かったな〜」って感じます。目に見える交流は良いですね。開会式でも入口で声をかけてくれた方は探したりもしていますよ(笑)。

── ファンの方は幸せ者ですね。

いや、本当に自分は人気がないので。一番は感謝の気持ちを舟券で貢献できたら良いんですけど、限界がありますし、全員にできるわけではないので…。そういう対応で少しでも返していけたらなって。僕のサインなんかで喜んでいただけるならいくらでもします! 見ていてくれる人がいるっていうことが実際に分かると、とてもやる気が出ますね。

── 目標

ここ数年ずっと目標として挙げているのは記念優勝ですね。早くタイトルが欲しいです!

── 課題

今、自分ができる最大限の努力をしていくしかないと思っています。チャンスがまわってきた時にそのチャンスを掴める実力をつけたい! あとは成績が悪くても心を折らないようにします(笑)。