レースの見どころ
 昨年は2月と4月にG1トーキョー・ベイ・カップが行われたが、それぞれ優勝を飾ったのが中島孝平(福井)と中野次郎(東京)。ここ最近の同大会では群を抜く成績を残すこの両者が、今年もV戦線の中心となりそうだ。春の平和島ではこの周年記念だけでなく、総理杯優勝もある濱野谷憲吾(東京)も、地元のエースとしてもちろん表彰台を意識した走りとなる。松井繁(大阪)や山崎智也(群馬)は当地では記念での活躍はそう多くない。勢いと言うなら、昨年の全日本選手権で優出した篠崎元志(福岡)が脅威だ。
 春の平和島は追い風の日が多く、インからのスタートが届くようになる反面、1マークの競り合いがいっそう激しくなる。2マークもまた、ビル風の影響で水面が波立つこともあり、ターンごとに逆転劇が起こりうる攻略の難しい水面となる。大胆に全速で攻めて出ると流れてしまう恐れもあり、小回りの利く出足、回り足が強めの選手や、乗り心地が良いとコメントする選手などを積極的に狙っていきたい。