2019年5月のデビューから2年。デビュー1期でB1に昇級するも、さらなるステップアップのため悪戦苦闘する生田波美音選手に質問に答えていただきました! 
前期の結果を自己採点するなら?
20点。
成績が良くなかったのと、それに対するメンタル的な部分が弱く、自分の思うようなレースが出来ませんでした。失敗から学べることもあったので、20点です。
良かった点は?
一切ありません。
悪かった点は?
ありすぎるのですが、毎期本当に事故ばかりしてしまって、スタートも行けずレースでもミスが目立ち、また、前期はエンジンやプロペラの調整が思うようにできなくて、すごく悔しい結果で終わってしまいました。
日々のレース練習で努力していることは?
ターンを色々試して練習しています。男子レーサーみたいに全身を使ってスピードのあるターンができるようになりたいです。
課題はスタート、ターン、道中、調整面です。
デビューから1番印象に残っているレースは?
2019年の多摩川で初1着が取れたレースです。
デビューしたレース場なのと大晦日だったので、嬉しさが爆発しました。
今期の目標は?
しっかり自分の基礎をつくること。またA級に上がることを目標に一走一走走りたいです。
2021年BR多摩川のフレッシュルーキーに選出された感想は?
フレッシュルーキーになりたかったので、選出していただきすごく嬉しかったです。今まで多摩川を走る機会が少なかったので、たくさん走れることが特に嬉しかったです。
選んでいただいてから良い成績が取れていないので、もっと成長して強くなりたいです。
ボートレーサーになったきっかけは?
小学校低学年のときに父に勧められて、気が付いたらボートレーサーを目指したいと思うようになっていました。未経験からプロになれるところが一番魅力に感じました。
過去のスポーツ歴は?
小学生の頃に水泳、空手、剣道をやっていました。
テコンドーも少し習ったことがあります。
中学の部活ではソフトテニスをやっていました。今はボートで体をうまく使えるように休みの日はトレーニングを頑張っています。
ボートレースのどんなところに惹かれましたか?
スピード感とターンがすごくかっこいいと思いました。生で見たのは選手になるまで1回しかなかったのですが、映像だけでも伝わる迫力に惹かれました。
ボートレーサーになって良かったことは?
オンとオフがはっきりしているところ。
失敗の方が多いですが、良いレースができるとすごく嬉しいですし、楽しいです。とてもやりがいのある仕事です。
ボートレーサーになっていなかったら?
保育園の先生か美容師さんですかね~。
体を動かすことが大好きなのでOLさんとかは絶対になかったと思います。ボートレーサー以外ではあまり想像がつかないです。
仲の良い同期、ライバルは?
同期は全員最高の仲間でライバルだと思います。
憧れているボートレーサーは?
大山千広選手(福岡支部)です。
選手になる前から憧れの方でめちゃくちゃ強いのもそうですけど、以前一緒のレースでお話させていただいたとき、今の自分との違いにたくさん気づくことがありました。記念を走っている姿がかっこいいです。
お世話になっている師匠・先輩はいますか?
東京支部の中野次郎選手、永井彪也選手、大塚康雅選手です。
中野次郎選手のグループに入っています。
レースについてアドバイスをもらったり、プロペラや調整などの情報も教えてもらっています。
答えをくれるのではなく、自分で考えてやるためのヒントをいつも教えてくれます。
現在の課題は?
道中のミスが多すぎることです。
舟券を買っていただいているお客様にすごく申し訳ないです。
あとは、ターンの精度とスタートの質を高めることです。
課題をクリアするためにしていることは?
師匠や期の近い先輩のレースやターンのやり方などを聞いて何でもチャレンジしてみるようにしています。
何が自分に合うのかを試しながら、一番良い方法を探すことが大事だと思っています。
将来の夢は?
ファンの方に愛される選手になりたい。
記念で走れる選手になりたい。
座右の銘は?
失敗は成功のもと
成功するための近道などはないと思うので、一歩一歩着実に成長していきたいです。
7月の平和島GⅢオールレディースでの目標は?
準優勝戦を突破して優勝戦に乗ることです。
インコースでもアウトコースでも1着を目指して走ります。
地元戦なので、全力で頑張ります。
ファンの方へのメッセージ
前期は本当に情けないレースばかりでしたが、その失敗を生かせるように、今期はたくさん1着を取れるように頑張ります。
まずは目の前の一走に集中し、A級目指して努力します。