レース展望

 2018年最初のG1「トーキョー・ベイ・カップ」に超がつく豪華メンバーが集結する。本命選択に迷うが、当地優勝16回を誇る東都のエース・濱野谷憲吾(東京)を優勝候補に挙げたい。2節前の正月シリーズでモーター調整のコツをつかんで臨めるのも大きなプラス材料だ。

 白井英治(山口)茅原悠紀(岡山)井口佳典(三重)松井繁(大阪)田中信一郎(大阪)寺田祥(山口)ら2017年のSGグランプリ出場戦士も大挙参戦して覇を争う。この中で当地SG優勝歴があるのは井口と茅原だが、当地4回のSG優出歴がある白井が見せるレース内容には井口や茅原を超えるインパクトがある。優勝への最短距離にいるのは白井だろう。

 2017年は全くの精彩を欠いていた池田浩二(愛知)山崎智也(群馬)もグランプリ優勝2回のプライドに懸けて、逆襲の2018年がスタートする。2017年のSGダービーで予選1位通過した今垣光太郎(福井)や、2019年の戸田SGクラシック出場権獲得へ、G1優勝を狙う平石和男(埼玉)中田竜太(埼玉)ら埼玉支部も新年早々から熱く燃えている。
     
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