今年は既に優勝6回と絶好調の長嶋万記(静岡)が真夏のヒロインを演じる。当地は5連続優出中、うち優勝1回と水面相性は抜群だ。節間7勝を挙げて優勝を飾った前回と同様に圧倒的な強さで、予選1位→優勝戦1号艇の「女王道」を歩む。
 昨年の津G1レディースチャンピオン覇者・海野ゆかり(広島)が最大の強敵。ダッシュが乗った早いスタートと、豪快な攻めで予選を楽々と勝ち上がってくるはずだ。
 SG級が集まった昨年1月の当地バトルトーナメントで優勝した今井美亜(福井)も有力な優勝候補に挙がる。ここ一番の勝負どころで披露するターンの威力は必見だ!
 今年、女子で唯一トップルーキーに選出された中村桃佳(香川)も6月桐生で優勝と調子を上げてきた。夏場のモーター調整はお手の物の香川素子(滋賀)、2014年三国G1レディースチャンピオン覇者・水口由紀(滋賀)ら滋賀コンビも上位進出は外さないだろう。A1級に復帰した山下友貴(静岡)も7月江戸川で約4年ぶりの優勝とリズムアップだ。女子銘柄級の岸恵子(徳島)も底力を発揮してシリーズを盛り上げる。西村歩(大阪)落合直子(大阪)原田佑実(大阪)ら大阪勢もスリットを攻め抜く。地元からは平田さやか(東京)藤原菜希(東京) 富樫麗加(東京)ら15名が参戦。地の利をフルに生かして強力な遠征陣を迎え撃つか。