今年で64回目を迎えるSGボートレースダービーのうち、10回が平和島で開催されています。
そこで、今回は過去平和島で開催されたダービーを振り返り、平和島ダービーならではの傾向と対策を分析しご紹介します!

    「風向きの変化」は常にチェックするべし!

  •  平和島水面の特徴は「風との戦い」だ。夏は追い風が強く、冬は向かい風が強い。その影響を受け、内が強くなったり外が強くなるのは平和島ファンなら周知の通りだ。秋は風の影響を受けにくい時期ではあるが風の吹き方が微妙になり、スタートが難しくなる。そのキーポイントは「寒暖の差」にある。午前中は冷たい向かい風が吹き、気温の上がる昼ぐらいからは追い風が吹く。第1〜12Rの中で風向きがコロコロ変わるのが秋の平和島水面の最大の特徴。選手サイドとしてはスタートに最大限の注意を払うことになる。助走距離のないスロー勢が少しでもスタートで立ち遅れれば、ダッシュ勢のえじきとなってしまう。アウト勢が最も威力を発揮するのは「向かい風」だ。風向きは常にチェックを!
  • ■アウトコース平均勝率 TOP5

    順位 平均勝率 5コース 6コース
    1 平和島 4.08 4.43 3.74
    2 鳴門 4.06 4.49 3.64
    3 江戸川 4.04 4.33 3.76
    4 戸田 4.00 4.41 3.60
    5 びわこ 3.93 4.44 3.42
  • ■平和島 アウトコース勝率

  • 本命・万舟の見極めは「風の強さ」にあり!

     平和島開催のSGはクラシックとダービーが多い。クラシックは春の風で強風の水面になるが、ダービー開催時の10月は3月に比べれば風の影響は少なく、基本的にはインコースが強い。波高も2〜3センチで一定しており、天候による影響も少ないが、風の吹き方が舟券に直結するのが平和島の特徴。舟券攻略ポイントは「風の強さ」だ。5m以内の追い風ならインが強く本命サイドの決着が多い。ただ、追い風が5m以上になると1マークを握って回った選手が流れやすくなり、差しが決まるシーンが多くなる。高配当を狙うなら向かい風だ。向かい風が3m以内なら、インが利き、5m以上になるとまくりが決まり、高配当がビシバシと飛び出す。
  •   配当金額
    100〜2,999円 3,000〜9,999円 10,000円〜
    天気 晴れ 26回 47回 21回
    曇り 34回 33回 21回
    14回 12回 7回
    風向き 向かい風 33回 51回 34回
    追い風 38回 38回 14回
    右横風 2回 2回 -
    左横風 2回 - 1回
    無風 - 1回 -
    波高 2cm 13回 15回 10回
    3cm 50回 70回 33回
    4cm 9回 5回 3回
    5cm 2回 2回 3回
■データ算出期間:平和島ダービー過去3節(2007、2011、2013)  ■レース総合計:216(うち1レースは不成立)
  • 平和島ダービーは「天才型レーサー」に注目!

     平和島開催のダービーの歴史は古いが、現役選手の名前が出てくるのは1987年今村豊、1992年服部幸男、2002年原田幸哉、2007年高橋勲、2011年池田浩二、2013年瓜生正義だ。水面の幅が狭く、ごまかしの利かない平和島ではスリットを先制する先手必勝のレースが最大の攻略法でもあり、スタートが速い速攻派レーサーの活躍が目立っている。しかし、秋の平和島は風の影響もあり、午前と午後で水面状況が刻々と変化する。その状況に応じて乗り方を変えられる柔軟性も必要だ。激戦必至の予選→準優を勝ち上がり栄えある平和島ダービー覇者に輝くのは、一時代を築き上げる技と力がある「天才型レーサー」が多い。
    • ダービーW連覇へグランプリ覇者が始動する

       ご存じ昨年のSGグランプリ覇者だ。福岡オールスター後に長期のフライング休みに入り、久々のSGとなる。A1級出走回数も危うい状況だが、年末の住之江グランプリ出場を目指して賞金ランクアップを目指す。復帰後の児島、丸亀一般戦では優勝と試運転は上々。5年前に当地で開催された第60回大会、昨年の第63回大会(福岡)覇者が頭の中に思い描くのはSGダービーW連覇だ!
        勝率 2連率 出走回数 優出 優勝
      SG通算成績 8.04 42.4% 983回 33回 9回
      当地通算成績 8.17 53.8% 169回 11回 3回
    • 「平和島テッペイ」が地元エースとして出陣

       「江戸川テッペイ」のイメージが先行するあまりに、平和島へのあっせんは比較的少ないが、優勝9回の当地実績は地元勢では群を抜いている。「伸びを重視した重めの調整で回り足は度外視。コーナーは乗りこなしている」と言う平和島攻略法がピッタリとハマっている。今年の獲得賞金ランキングも東京勢では1位と名実ともに東都のエースだ。SG初優勝、そして初のグランプリ出場へ人一倍の闘志を胸に秘め、今回ばかりは「平和島テッペイ」になる!
        勝率 2連率 出走回数 優出 優勝
      SG通算成績 6.94 29.4% 434回 4回 0回
      当地通算成績 6.80 49.0% 469回 23回 9回
    • 5年ぶりのSG出場で最高の結果を残す!

       空白の2年間を経て、ボートレーサーとして復帰。大きなハンデとなるブランクがありながらも、心技体が復帰前より成長して、今年優勝5回と絶好調。「今の僕ならSGでも通用するはずです!」と自信を深めている。今年の6月戦では優勝を飾り、平和島水面との相性も文句なし。実力でつかんだ5年ぶりのSG出場権、デビュー以来最高の状態で挑み、最高の結果を出す!
        勝率 2連率 出走回数 優出 優勝
      SG通算成績 5.10 10.0% 40回 0回 0回
      当地通算成績 6.01 43.8% 89回 2回 2回