シリーズの中心に推したいのは平高奈菜(香川)だ。3年連続でのクイーンズクライマックス出場は逃したが、夏場からのリズム上昇は明らかで、ここで快勝して来年での進撃を誓うシリーズとしたい。昨年の賞金女王である川野芽唯(福岡)も、同じく来年での巻き返しへここで勢いづけたいところ。
 クイーンズクライマックス出場へあと一歩届かなかった魚谷香織(福岡)は、その悔しさを晴らす快走に期待したい。同じくあと一歩だった渡邉優美(福岡)は、今年1年の飛躍を証明する力走を披露する。大村レディースチャレンジカップで優出した大瀧明日香(愛知)も再度アピールだ。
 11月当地『ほぼオール女子戦』で軽快な攻めを連発させた岸恵子(徳島)、宇野弥生(愛知)、三浦永理(静岡)は今回も楽しみだ。今年3優勝を挙げた谷川里江(愛知)と守屋美穂(岡山)や、2優勝を挙げた香川素子(滋賀)も優勝争いを盛り上げる。今年最初のビッグイベントである当地『ボートレースバトルトーナメント』を強豪相手に優勝した今井美亜(福井)も忘れてはいけない存在だ。
 地元勢では、初日ドリーム戦4号艇で登場する平田さやか(東京)が、成長した姿を披露する。攻撃派の栢場優子(東京)も、地元水面でその個性を発揮させるか。
※魚谷香織選手が欠場となりましたので、ドリーム戦の枠番は順次繰り上がり、6号艇は川野芽唯選手となります。