見どころ
グランプリファイナリスト白井、太田に注目! 復活を果たした市川や湯川、魚谷らの当地水面巧者が追随するだろう。地元勢は濱野谷を筆頭に気合十分で参戦だ。

 豪華メンバーがしのぎを削るG1平和島ダイヤモンドカップ。優勝争いは今垣光太郎(福井)、松井繁(大阪)、太田和美(大阪)、白井英治(山口)、桐生順平(埼玉)ら昨年のグランプリ出場者たちだ。なかでも注目はファイナリストである白井、太田の両者。白井は言わずと知れた水面巧者であり、太田は昨年当地周年覇者だ。同じくグランプリ出場者の田村隆信(徳島)はF2で厳しい戦いが強いられる。
 ほかにも水面巧者が多数参戦。昨年G2とG1を優勝して復活を印象づけた市川哲也(広島)は当地42周年覇者。53周年覇者である湯川浩司(大阪)、55周年覇者の魚谷智之(兵庫)は昨年の記念戦線で不完全燃焼に終わったうっ憤を実績のある水面で晴らす。
 伏兵では今期8点勝率を残して3回の優勝を数える市橋卓士(徳島)、同じく今期V3の安達裕樹(三重)が怖い存在になる。
 迎え撃つ地元勢ではやはり濱野谷憲吾(東京)に期待がかかる。グランプリ出場は逃したがシリーズで優出し、優勝戦では珍しく前付けするなど意地を見せた。また、優勝すれば来年3月に当地で開催されるクラシック出場への権利も得られるだけに、石渡鉄兵(東京)、飯山泰(東京)、齊藤仁(東京)、中野次郎(東京)らも気合十分で臨む。当地でSG優勝、G1を2度制しているベテラン・熊谷直樹(東京)も衰えぬ豪快戦で見せ場を作るはずだ。

 冬場を越えると風向きが向かい風から追い風へと変わる。2013年3月に行われたクラシック(総理杯)では、全72レース中62レースが追い風の中で行われた。10m以上の追い風が吹く日もあり、この時期は安定板を使用することもしばしばある。
 追い風が吹けば、定説どおりに差しが多く決まる。昨年末のグランプリでの差しは8回で前出のクラシックでは14回と倍近くの差がある。これを舟券作戦に取り入れない手はない。
 伸びる艇は魅力的に映るが、追い風では流れてしまうことが多い。インの選手も同様だ。出足、乗り心地といった旋回系統が良さそうな選手の「差し」で好配当を狙いたい。